漂着ゴミについて2
こんにちは。
今日も引き続き漂着ゴミの問題について書いていきたいと思います。
海ゴミによる実際の被害について
日本海沿岸や東シナ海沿岸では、中国語やハングル、キリル文字などのロシア語で標記されたごみの漂着がたくさんある。
特にどこの離島についても、尋常ではない量のごみが漂着していてその被害は年々深刻化しています。
その一方、日本で不法投棄されるなどして流出してしまったゴミが海流に乗り、
ハワイなどの太平洋諸島やアメリカ西海岸などに流れ着き、野生動物を殺傷する原因となってしまっていることも問題になっています。
プラスチック類は消化できないうえに自然分解しにくいため、海洋生物が漂流ごみを誤食してしまったり、ゴミが海底に残ってしまうという問題を引き起こしています。
「ポイ捨て」などと軽い言葉のように呼ばれていますが、その実態は不法投棄という犯罪であり、どの国においても社会問題となっています。
また、海を漂い国境を越える可能性があることからこの問題は国際問題としても認識されています。
環境汚染物質の越境は、排出源の特定は可能ではあるがあまり解明されていないようです。
また、日本周辺の汚染の原因として、近隣の国や沖合いの船などの不法投棄の可能性を指摘されましたが、
実際には陸上で捨てられたと考えられるごみのほうが多かったようです。
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